◎【商売を語るH】客とのふれあいが生きがい 事業計画進行中 弁当宅配業・秋元さん(下)(11/12/04) | - (前号2011,11,20 TOPICSからの続き)
秋元一美さん(63歳)のお話です。
◆妻が始めていた弁当宅配を本業に 年の瀬、突然の契約解除の仕打ちに抗議し、別な道を考えた。妻が3年前に九州に本社があった宅配弁当を「ボランティア感覚」でやっていた。ここと居酒屋チェーンで知られる「ワタミ」との合併話を知り、稼げる商売になるかなと感じた。当時60歳。職探しをしても無いし、生涯現役でやれると転換した。 車両購入では、民商の仲間のみなさんには、大変お世話になった。融資も一度断られたが、再チャレンジして半分認められ、車両を1台購入できた。南部支部の仲間にも、親身な援助をいただき、スタートできた。
◆安否確認からカギの付け替えまで お客様は高齢者の世帯が9割を占める。商品(弁当)は、商売抜きにしてすばらしい。管理栄養士が塩分を押さえ、栄養バランスも考えた献立。糖尿病の人が「血糖値が下がった」と教えてくれる。「S病院(公立)の医者からすすめられた」というお客さんも何人かいる。食事と健康は一番密接だから。一人くらしの人には「こんにちは」と声をかけ安否確認をしている。返事が返ってくるとこちらも元気になる。妻もコースを分担しているが、話を聞いてあげると涙を流す人もいる。猫のためにカギをつけたいと言えば、用意して取付ける。 3年前、民商に入会したときの事業計画が、来春まで着々とすすむ見込み。スタッフの増員を今後検討することになるかも。 民商も班会など楽しくなければ発展しない。商売を語り合う機会も大事と思う。営業とくらし守ろうというのが民商だから。 ◇ ※初参加者の泉関さん(総社)のほか、佐藤さん(東部)、宗川さん(元総社)、阿佐美さん(東部)、小淵さん(南橘)らが質疑・商売交流しました。
●日替り夕食の宅配 ワタミタクショク渇コ川町第1販売店 前橋市下川町46−14 フリ−ダイヤル電話0120−915−545(秋元) (配達区域は前橋南部+玉村町全域)
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